オペアンプ交換で晴天のようなスカッとした音になった

DACのオペアンプを時々入れ替えている中で、これ迄で最高の音が出る組み合わせが見つかりました。

 

結論から書きますと、

1.FX-AUDIO社のDAC SQ5Jでは、I/VがLT1363で、差動がLT1028。

2.AUDIOTRAC社のDAC DR.DAC3では、I/VがTHS4631で、差動がLT1363。

両方とも曇りのないスカッとした晴れ晴れしい音響となりました。

聴いていて非常に気持ちが良いです。

 

DAC SQ5Jでの上記以外の主な組合せの音は以下のとおりです。

① I/Vと差動の両方をLT1115に=立体感、抑揚、メリハリが有ってとても良い部類の音。使える。

② 上記1のI/VをLT1363に変更=上記1より精細でまとまりが有るが、迫力が1歩後退した。

③ I/VをLT1363、差動をTHS4631=力感と華やかさが後退し、かつ発振したので使えなかった。

④ i/VもTHS4631にしてみたが、この場合も発振して使えなかった。

 

DR.DAC3では上記2以外に差動をLT1028に替えてみました。

この場合は精細度が上がるものの耳に刺さることがあり今一でした。

LT1363にすると、精細感が十分有りつつよりリアルな音質になりました。

* SQ5Jでは発振して使えなかったHTS4631ですが、DR.DAC3に挿すと発振せず、むしろHTS4631がもたらす高精細によってDR.DAC3の音は飛躍的に高まりました。

 

蛇足ですが、OPA627BPはどこへ入れても音の精細度が下がってしまうので昔風の音に感じました。