トーンアームの制振材をfo.qに替えたら音の佇まいが高級に

うちのレコードプレーヤーはKP-9010です。

ヒット作だそうですが、そんなに高性能ではないかなと感じます。

なぜなら、音を聴くと制振対策がほとんどされていないように感じるからです。

 

なので、うちはターンテーブルの裏側にFO.Qの制振シートを貼り、外周部分にはゴムを巻き、ターンテーブルシートにはサンシャインのマグネシウム板を使い、スタビライザーにはマグネシウムの塊を使って振動を抑えています。

 

トーンアームにも鳴きを感じましたので、サンシャインのマグネシウム板を小さく切って数か所に貼り振動を抑えていました。

 

このところオーディオ装置の色んな部分をいじる度に音が変わっていくのが面白く、昨日はトーンアームに貼ってあったマグネシウム板を木曽のfo.qに替えてみました。

 

fo.qはマグネシウム板よりも制振性能が高いと感じていましたが、高性能であるがゆえに貼り過ぎると音が死んでしまうとの評価がありますので、替えて音はどうなるかな??と少し心配しました。

しかし、音は非常に良い方向に変わりました。

 

fo.qに替えた結果分かったことですが、マグネシウム板を貼ってもまだ振動は抑えきれていなかったのです。マグネシウムには副作用が無いと言われていますが、それは制振性能が緩いということなのかも知れません。

fo.qについても副作用が有るといわれていることの再検証が必要かも知れません。

 

fo.qに替えて、音の佇まいが非常に整理されました。

余計な響きが取れたので音全体が高級になったように感じます。

うまく書けませんが、音の実在感や立体感・ダイナミックス・音場・音色・弱音の静寂感など、色んな要素の全てが良くなっています。

 

制振材を交換していなければ従来の音で満足していたのに・・・。

交換したことで知らなかった音の景色が見れるようになりました。

オーディオは終わってはいけない趣味だなと思いました。