「凶悪強盗の侵入防止に防犯カメラ設置を」は間違いだと思う

ルフィーの指示らしいと言われていますが、東京狛江市の90歳のお婆さんが自宅に押し入った数人の強盗に、骨が露出するほどの暴力を受けた上で殺された事件がありました。

非常に痛ましくて可哀そうだと思うと同時に、他にも白昼に銀座のメイン通りに面した店に強盗が堂々と入る事件なども起きて、つくづく日本は恐い国になったなーと思いました。

これらの事件を受けて、少し前のことになりますが、テレビ番組で犯罪の専門家?先生が、「強盗に入られないように各家庭は防犯カメラを設置した方が良いです」と言っていました。

それを聞いて、私はそれは違うと思いました。
防犯カメラを設置しても防犯にはならない!、と思っているからです。専門家なら考え無しに適当なことを言ってはいけないと思いました。

なぜなら、狛江の家には防犯カメラが設置されていましたし、SEC〇〇のシールさえ玄関に貼ってありました。(テレビニュースの映像に映っていました)

そこまで厳重な防犯対策をしていたのに、強盗は平気で押し入ったのです。

頭からフードをかぶれば顔は映りませんからカメラが有っても強盗は平気です。


上野の両替商に押し入った強盗も、平気で防犯カメラに映ってましたよね。

防犯カメラは防犯にはなりません。
犯人逮捕の役には立ちますが、それでは防犯としては意味がないのです。

強盗は防犯カメラが有ることを知っているのに平気で押し入るのですから意味がないのです。

市民にとっては自分が殺された後で犯人が捕まっても意味がないのです。


SEC〇〇のシールについても気になります。
狛江の事件のときにSEC〇〇はどんな動きをしたのでしょう。
強盗は入ってから防犯カメラを壊したので、SEC〇〇の指令室ではそれが分かったはずです。

殺されたお婆さんは緊急ブザーを押したのではないでしょうか。もし押したのならそのアラームも指令室で鳴り響いたはずです。

でも現実にはお婆さんを殺して強盗が逃げ去るまで、SEC〇〇も警察も、あの家には来なかったのです。

そんな防犯契約って、意味あります?

無いです。