レコードの音は柔らかいとテレビで言うのはやめて欲しい


今放送されているテレビ朝日の「朝だ!生です旅サラダ」という番組で、MCの神田正輝氏が「レコードの音は柔らかくてふんわりしていて、もわ~と包まれるようでいいですね~」と言っていましたが、

 

レコードを実際に聴いている人は、はあ~?、何言ってんの?、と思いますよね。

 

テレビでレコードの音が語られるときは、いつもそのように表現されるのですが、私はそれを聞くとウソを広めないでくれーと思うのです。

 

レコードの音が柔らかいだなんて、一体誰が言い出しのでしょうか。

おもちゃのレコードプレーヤーでしか聴いたことが無い人でしょうか。

 

実際は、入門クラスのオーディオ装置であっても、レコードの音には実在感があり、キレッキレであり、鮮烈で、音楽が心に迫ってきます。

並みのCDやブレ―レイよりも、遥かにレコードの方が感動します。

 

テレビでしゃべる人はウソを広めてはいけませんよね。

皆がそう言っているから私もそう言った、ではなく、自分で確認してからしゃべって欲しいです。

 

神田正輝さんへのお願い。

今日仕事が終わったらすぐに密閉された試聴室が有るオーディオ専門店へ行ってレコードの音を聴いてください。

そしたら、柔らかい、なんて感想は吹っ飛ぶでしょうから。

 

(追伸)

「一度は消えかけていたレコードですが、米国ではレコードの売り上げがCDを抜きました。」と先日ニュースで言っていました。

柔らかくてもわ~っとした音なので販売が増えた?

そんなことは有り得ないと思うのです。

CDより音の良いことが再認識されたのでCDより沢山売れるようになったのではないでしょうか。