オーディオの音が唖然とするくらいに良くなりました。
本当です。
これまでブログに音のレベルが上がったとか別次元の音になったなどと何度も書いて来ており、その時は確かにそう思ったのだけれど、今度という今度はそれらの時とは本当に次元の違う改善がなされてしまいましたので、そうなった原因を書きます。
私が持っているレコードやCDの中には聴く気のしないものが多く有りました。
それらは音質がかなり悪いために、聴いても感動せず、オーディオ的快感も無かったからです。
ところがオーディオが劇的に改善された今、それらをとっかえひっかえ聴くと、実は素晴らしい音質と演奏であったことが分かって驚きます。
オーディオの再現能力の良否でこんなにも装置から出て来る音楽が変わるとは思っていませんでした。
例えばCHANDOSレーベルから出ているモスクワ室内オーケストラのプロコフィエフエフ:バイオリン協奏曲1番のCDは、これまでは聴いても全く面白くなく捨てようとさえ思っていたCDでしたが、オーディオが大幅改善された今では素晴らしくチャーミングな音質と演奏が流れ出て来て、夢見心地になってしまいます。
レコードでは東芝EMIが1960年頃に出したカラヤン全集。
これまではツイーターのボリュームを相当絞っても高音域がきつくて聴くのが苦痛だったのが、重厚で緻密な音響につつまれる素晴らしいレコードに変身してしまいました。
オーディオ装置一式を高級グレードの機種に買い替えたかのような音の変わりようです。
繊細なのに豊潤な音!。素晴らしいです。
そんな音が出るようになった主な原因は以下の施策かなと思っています。
1.オペアンプをLT1363に統一したこと。
2.スーパーツィーターBATPUREをツィーターとバスレフポートの近くに貼り付けたこと。
3.BATPUREの窓を適度に塞いだこと。
4.デジタルアンプでマルチアンプを組んだこと。
5.フォノイコライザーを合研ラボのGK06(MC用、CR型)に替えたこと。
6.ターンテーブルシートをサンシャインのマグネシウム盤に替えたこと。
7.RCAケーブルとスピーカーケーブルをマグネシウム芯入りに替えたこと。
8.スピーカーケーブルの断面積を2倍(2本使い)にしたこと。
まとめとしては、もわっとした音や雰囲気のある音が出る機器類を排して、徹底的に高解像度の音を目指したことが良かったのかなと思っています。
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