BATPUREについては、価格が超安い(2個で6000円)けれど十分な効果が得られるスーパーツィーターだったと以前のブログに書きましたが、その後のブログで、メーカーのサイトに書かれている「スピーカーの後ろ側にあるバスレフポートの穴の中にも置くと更なる効果が得られる」という使い方については、うちのスピーカー(B&W 805D3)はバスレフポートが丸いホーン型で且つSPの前面にあるため、仕方なくSPのうしろの台上に上向きに(天井に向けて)置いている、とも書きました。
それはそれで超高音成分が天井から部屋中に回って良い響きを作り出しているだろうと今日までは根拠も無く思っていましたが、ふと、もしかして、その置き方をしているために本体SPの音の焦点がボヤけているかも?と思いました。
そこで、スピーカーの後に置いていたBATPUREを外し、スピーカー前面にあるバスレフポートのすぐ下(のエンクロージャー)に両面テープで貼り付けてみました。(強度調節のためBATPUREの窓3つのうち2つは塞ぎました)
結果は歴然でした。
今までの置き場所は間違いだったとハッキリ分かりました。
音の精細度が1ランク上がりました。
その結果、音の実在感が増し、立体感も空気感も増しました。
オーケストラの各楽器が非常に良く分離しています。
また、大太鼓やコントラバスがかなり明瞭に、且つより深く聴こえるようになりました。
バスレフポートの近くにスーパーツィーターを置いたことで、倍音成分が増強されたのだと思います。オーディオ機器のレビューに「コントラバスの音階が良く聴きとれる」と書かれていることが有りますが、それだなと今回初めて実感しました。
今までは何となく低音が聴こえているようだった箇所で、コントラバスがどのように弾いているのかハッキリと分かるようになりました。その他の楽器もですが。
貼り付ける場所を変えただけで、オーディオのランクが間違いなく1つ以上上がりました。
実は、周期的に訪れるオーディオ機器への物欲のせいもあって、プリ出力とウーハー側パワーアンプをつないでいるRCAケーブルをもっと高精細な機種に買い替えようと思っていたところなのですが、その不満めいたものが消えてしまいました。
BATPURE
B&W 805D3
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