リコーダーの元天才少女ルーシーを見て思い出したこと

昨日の朝、NHKテレビのクラシック倶楽部という番組で、成人になった元天才少女ルーシーのリコーダー演奏が放送されました。

 

私は3年間ほど完全にリコーダーから離れていましたので、以前にいくつかのアンサンブル教室やリコーダーセミナー ”リコーダーはこう吹く” みたいなもので教わった吹き方に関する基本的な事柄をかなり忘れてしまっています。

 

そんな私がテレビのルーシーの吹き方を見て、以前に教わったいくつかの事柄を思い出しましたので、備忘録的に書きます。

 

1.リコーダーを口でくわえたとき、マウスピースは下唇で常に支える。(下の画像①②参照)

2.唇は尖らせて吹く。(下の画像③参照)

3.息を吸うときは、お腹を下げ、吐くときは上げるように吹く。

4.左手で穴を塞ぐとき指を曲げて無理に指先で塞がず、全ての指を伸ばして指の中程で塞ぐ。(下の画像④参照)

 

上記1~3をすると、音がふらつかず安定したように思いました。

4をすると、指がスムーズに動いたように思いました。

 

①歌口を下唇で支える

②歌口を下唇で支える

③唇を尖らせて吹く

④左手の指を伸ばす


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コメント: 2
  • #1

    笠原 (木曜日, 28 3月 2024 14:07)

    こんにちは!
    楽しいお話ありがとうございます。
    私はリコーダーの愛好家です。
    いままでリコーダーの動画見てまして、気になってたことが、
    貴方の観察力のお陰で、氷解しました。ありがとうございます。
    以下が、感想です。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    実際にアルトリコーダーを持って、試してみました。

    1.リコーダーを口でくわえたとき、マウスピースは下唇で常に支える。(下の画像①②参照)==>これは、以前から他の動画でも気が付いて気になってました。が 意識してやったことはなかったです。奏者の個性と思ってました。

    2.唇は尖らせて吹く。(下の画像③参照)==>これは、気にしてませんでしたが、
    今回、意識してやってみました。とても良かったです。私には大発見です。唇を尖らせすぎると、マウスピースから一時 唇の上側がマウスピースから離れて、ウインドウエイの上の外側にも息が漏れてしまいました。ちょうどモダンフルート(今の普通のフルート)の吹き方に近い感じです。うまく言えませんが、背筋が伸び、目線が上向き 遠くを見るようになりました。良い感じでした。息が上に漏れるのは良くないので、戻して、適度に唇を尖らせて、練習してみようと思います。

    3.息を吸うときは、お腹を下げ、吐くときは上げるように吹く。==>腹式呼吸のことかなぁ

    4.左手で穴を塞ぐとき指を曲げて無理に指先で塞がず、全ての指を伸ばして指の中程で塞ぐ。(下の画像④参照)==>すぐに効果は分かりませんが、合理的なので試してみようと思います。

    以上 ありがとうございました。

  • #2

    管理人 (木曜日, 28 3月 2024 23:02)

    ご参考になって良かったです。
    3番は確かに分かり難いですね。
    3番はNHK町田のリコーダー教室で細岡ゆき先生が仰ったお言葉なのですが、そのときも私が正しく理解出来ていたのか自信がありませんでした。
    もちろん我々生徒に何度も実演させましたが、「そうそう!、そうです!」とはついに仰らなかったので、やはり理解出来ていなかったと思われます。

    息の出し方については、先生によってはお腹に力を入れて吹きなさい、と仰って、ある先生は腹筋運動をするのと同じくらいお腹に力を入れて吹くのよ、と仰ったのですが、本当かな~?と思いました。

    でもプロ奏者さんがお腹に力を入れて吹いているのは実際そうなんだろうと思ったことがありまして、私は何人かの奏者先生のお腹を触らせて頂いたことがあるのですが、すべての先生の腹筋がカチコチでした。
    お腹に力を入れて吹かなければ腹筋がアスリートのようにカチコチにはなりませんものね。

    その後、私なりに芯が有って充実した音が簡単に出せる方法を見つけた!と思ったことがありまして、それは、腹筋運動を意識してお腹に力を入れて吹くのではなく、何か返事に困って「う~ん・・・、そうかな~?」と言う「う~ん」の時に勝手に腹筋に少し力が入ることに気が付いたのです。

    それで、町田の教室でそれを意識して吹いたところ、細岡先生が「おっ!」という表情をして私を見たので、う~んは効果が有るなと思いました。

    本当??と思いながらで結構ですので、いつかお試し頂ければと思います。