今日は久しぶりにオペアンプを交換しました。
交換した機器はDACではなくデジタルアンプです。
ネットの評判が良いFX-AUDIOのデュアルモノ構成のFX-1001J×2というパワーアンプを買ったものの、音が曇ったりこもったりして今一だったので、オペアンプを交換して改善しようと思いました。
オリジナルのオペアンプはTIのNE5532で、これをLT1115、OPA1656、OPA2211、OPA627BPに替えて音の変わりようを比較しました。
結果は以下のとおりです。
・LT1115:特に良いと思う部分が有りませんでした。交換前はこれに期待していたのですが、切れっ切れという感じでもなく特徴のない音が出たので意外でした。
・OPA1656:これも特に特徴を感じない音でした。少しこもっていたかも知れません。
・OPA2211:これはハッキリ・クッキリ・元気一杯でOPA627BPと最後まで競りました。演奏の機微はこれが一番良く出たと思いますが、ドライなところが音楽にのめり込ませない原因になっていて惜しかったです。OPA627BPが無ければこれは十分使えました。
・OPA627BP:このオペアンプはピカいちでした。流石です。オペアンプ交換レビューの中には少し曇るのでそこが音楽的に聴こえるのではないかと書かれていたりして、確かにそのように感じる時は有るのですが、今回は曇り感を全く感じず、他のオペアンプと比べて一つ高いレベルの音と音楽を聴かせてくれました。これを聴いていると、スペックや技術を云々するレベルを超えて、芸術品の域に達しているかも、と思ったりしました。
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