スピーカーケーブルを変更したのでDACのオペアンプも変更

このところ、オーディオ装置の色んな個所のケーブルをtripleC導体製に替えつつあり、その都度DACのオペアンプの組合せも、好みの音が出るように替えてきた。

一昨日はスピーカーケーブルをtripleCに替えたので、Dr.DAC3とDAC-SQ5Jの二つのDACのオペアンプを全部見直した。

 

スピーカーケーブルは、まずはお試しでツイーター側の分だけを購入。SAECのSPC-850。

なので、ウーハー側は従来からのDH Labs Q-10 signatureを継続使用。

 

ツイーターとウーハー側のケーブルを逆にして聴いてもみたが、ケーブルの太さに比例するのかQ-10の方が音が太かったので、当面はこのままの形で使い続けると思う。

 

各DACのオペアンプ組合せは次のとおり。

1.AUDIOTRAK Dr.DAC3

 ・I/V=上下ともOPA1656

 ・差動=LT1115

 ・LINE=OPA627BP

(9月19日追加)上の組合せより音像が近くなり、元気もあり、ドラマチックになる。

 ・I/V=上下ともOPA2211

 ・差動=LT1115

 ・LINE=OPA1656

 

2.FX-Audio DAC-SQ5J

 ・I/V上=OPA627BP

 ・I/V下=OPA2211

 ・差動=LT1115

 

どちらのDACも素晴らしい音になった。

音質をレビューしようと思ったが、高音が伸びているとか低音が締まっているとか音場がどうだ立体感がどうだとかを云々する次元を超えていて、うまい書き方が見つからなかった。

文句無しの高音質である!(もちろんアンプやスピーカー等が違えば音も変わるが・・・)

 

上記程度のオペアンプに変更するだけで全く別物の高音質DACになるので、オリジナルのオペアンプをそのまま使っている方は試されると良いと思う。そのままでは勿体ない。

 

各オペアンプに感じた性格を超私感で書くと、

・OPA627BP=解像度まずまず。深さと音場の広さは適度。音楽性は断トツ。これ1つで音楽が変わる。

・OPA2211=解像度高い。元気が良い。が、荒く感じるときがある。

・OPA1656=解像度まずまず。音に肉が付いている。音楽を聴かせる力がある。

・LT1115=解像度の高さはこの中では一番。音場広い。力感もある。が、音質が軽い。

・LT1028=解像度高い。大人しいというか上品な音。Muses03と似た傾向の音。