Dr.DAC3にオペアンプLT1028とLT1115を使った感想


ネットに、OPA627よりも優れたオペアンプは現在では沢山有り、LTのオペアンプの方が高解像度、と出ていました。OPA627は音が曇るとも。

 

これまで私はLT製のオペアンプを聴いたことが無かったので興味が湧き、Dr.DAC3に入れて聴いてみました。機種はLT1028とLT1115です。

 

結果、解像度は確かに高いと感じました。

確実に相当高いです。

 

解像度が影響しているのかどうか分かりませんが、音色・音質・聴こえ方がこれまで使ってきたオペアンプとはかなり違います。

 

聴く人の好みで変わると思いますが、私にはクラシック音楽には合わないように感じました。

特にオーケストラ曲では弦楽器がリアル過ぎて?音量が極端に小さくなり、クライマックスが盛り上がりません。実演では弦楽器群の音はかなり小さいので正確な音出しと言えるのかも知れません。

 

バイオリンソナタではピアノの高音域でのフォルティシモがフォルティシモに聴こえません。

 

個々の楽器の音は特に変ではないです。

しかし、私には何かしっくり来ませんでした。

 

独特の雰囲気。これまで聴いたことの無い世界、と言っては大げさですが、それくらい雰囲気が違いました。LT1028を聴いた方の感想がネットに出ていましたが、まったく同じだったように思います。

聴いた瞬間は、オオッ!と思ったのですが。

 

 

結局、元に戻したオペアンプの組み合わせは以下のとおりです。

戻した瞬間に、ああ音楽だー思いました。

・I/V =2つともMUSES03

・差動  =OPA627BP

・LINE  =OPA1622 ←これはその内OPA2211に換えてみようかと思っています。