雑な梱包は中国の専売特許ではないです

格安オーディオ機器のユーザーレビューを見ていると、ときどき、「箱を開けたら、袋から中身がでちゃってて、さすが中華だなーと思ったぜ!」なんていう書き込みがあります。

 

そんなのを読むと、この方たちは知らないんだなーと思います。

 

今から30年くらい前は、ヨーロッパやアメリカから輸入されたものは、段ボール箱が押しつぶされて歪んでいたり、蹴飛ばしたのか?穴がボコッと開いていたりするのは普通だったことを。

日本的にピシッと綺麗な物の方がむしろ稀だったことを。

でも中身には問題ありませんでした。

 

それで知りました、あちらは、中身さえちゃんとしていれば箱などどうでも良いという考えなんだなと。それでいけば、欧米と中国の感性は似ていますね。

 

中身の質はおいといて包装だけは綺麗にしっかり見栄え良くを続けた日本は凋落しましたね。

残念ですが、当然の帰結でしょう。

 

アマゾンが日本に進出してからは、日本の梱包もやっと実質本位に変わりました。

良いことだと思います。