ガスコンロの空気量を増やしてお湯が更に早く沸き

ガスコンロのガスがフライパンや鍋の外周側へ逃げないようにバーナーの出口を改良したら水が早く沸くようになったと先日のブログに書いたが、空気量の調節が出来ないように作られているため、購入時に出来の悪い個体が納入されると、当家のコンロのように炎はシュワ―ッ!と立ち上がってボー!と燃えず、モワ~と出てモワ~と燃えるので、100%満足ができなかった。

 

どうせ暇であるし、何とか出来ないかと思ってコンロの天板を取外し中を見てみたところ、ガス流に空気を引き込むための穴が2つ空いているのが見えた。

 

以前のガスコンロはその部分を回せばガスに混ざる空気量の調整が出来るようになっていたのだが、当家のコンロは穴が2つポコッと空いているだけで回せなかったので、それではと思い、剪定ばさみを持って来て穴を切って大きくしてみた。

 

そうしたところ、非常に良好な結果になった。

シューワ―ッ!と出てボー!と燃えるようになったのだ。^^

 

先の改良とこの改良により、何もしないときの半分程度の時間でお湯が沸くようになった。^^/

簡単な手間で日常の気になっていた不便が解消されて目出度しめでたしである。

 

で、余談だが、以前に東〇ガスの技術関係の方が言っていたことが誤解なので訂正したい。

世間には同じように思っている人が意外といるし・・・。

 

空気量を増やしたいと私が言うと、その方は「炎が青いので完全燃焼しています。完全燃焼していれば空気の量を増やしても燃焼温度は上がりませんよ」と言ったのだが、それは間違っており、おそらく元々事務屋さんだった方がお客様サポートの部署に配属されたのではないかと思うのだ。

 

1.炎の色の件

 都市ガス13Aの組成の大半はメタン(CH4)であるが、メタンのような炭化水素の炎は青色なのだ。

空気がかなり少なくても青色で燃えるらしい。

 

2.空気量と燃焼温度の関係

 ろうそくやたき火と違って、ガスコンロのようにガスと空気をあらかじめ混合しておいてから燃焼させる方式を予混合燃焼というが、その場合、理論空気量より少し多目の空気を混合したときに最も燃焼温度は高くなる。従って、空気が少ないと温度は低くなるのである。(多過ぎても低くなるが・・)

 

東〇ガスさんには、社員教育はちゃんとしなきゃだめよと言ってあげたいが余計なお世話なのでやめておこう。