超激安なのに高性能なプリメインアンプYD-30BHでしたが、聴いているうちにどこか物足りなさを感じ始めたので、またマルチアンプに戻してみました。
パワーアンプが2種類のデジタルで3台と、1種類の真空管1台と、1種類のIC4台があるので、色んな組み合わせが可能で、かつツイーターやウーハーの夫々の高音低音の出力が調節できるので、遊べ過ぎてしまい、何度もやっているうちにどの組み合わせのどの調整が一番良いのか分からなくなってきます。
調整の良い悪いの判断基準は、演奏の機微がより伝わって来るか否かにしています。
空気感が出ているとか、音場が広いとかは気にしないようにしました。
本質ではないので。
今のところ、YD-30BHは早くもベンチ入りになり、代わって価格が60倍以上するオクターブがエースの貫禄(性能・音楽)を聴かせている、という判断になっています。
ホールに音が飛んでいく様が見えるような空気感と、広大な音場と、ピンポイントの定位、リアルな音色、ダイナミックレンジの広さ、迫力、高い解像度が描き出す細かな表情。
気にしないけれど、どこをとっても流石です。やっぱり。^^;
ベンチ入りにはなりましたが、1万5千円のYD-30BHにはつくづく感心します。
出始めのCDの音のひどさにはガッカリしたものですが、このプリメインや昨今のハイレゾ・8Kテレビ等を思うと、デジタル機器はどこまで進化するのだろうかと思います。
昔のラジカセにこのアンプをつないで音を出すと、もしかすると腰が抜けるかも知れません。
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