バスレフポートを少し塞いだところ、とんでもない音質改善が!

以前よりは改善されたけれど、オーディオの音に何となく不満が漂っていました。

上には上が有るのが分かっていますし、こんな音で聴きたいという欲求が頻繁に頭をもたげてきます。

 

では数倍も高い機器に買い替えれば解決するかというと、おそらく買った当初は100%満足したとしても、数か月もすればまた不満が出てくるでしょう。耳がその音にすぐ慣れてしまうので。

 

そもそもコンサートホールで聴いているときに不満を感じることがあるので、オーディオで100%の満足感を得るのは不可能なようにも思えます。

 

でも、それでも何とかしたい、と思うのが人の常。

この欲求不満と好奇心が人の進化の源なんでしょうね。(おそらく)

 

そこで、今回弄ったところがバスレフスピーカーの後ろにポッカリと開いているバスレフポート(穴)です。

その穴に、リコーダーを購入すると付いてくる掃除用のクロスを小さく畳んで詰めて、穴の開口面積を2割ほど小さくしてみました。

 

開口面積を小さくすれば、バスレフポートから出る音と正面スピーカーから出る音の被りが減少して解像度が上がるかも、と思ってやってみたのですが、その効果は予想以上で、立体感、迫力、音の深み、余韻などが向上し、音楽の表情がより詳細に見えるようになりました。

  

ピアノの音も変わりました。とてもリアルです。

音の余計な被りが減るとこうなるのか~、と感心しきりです。

 

今聴いているのは2015年のショパンコンクールで3位になったときのケイト・リウの演奏。

ショパンのピアノ協奏曲1番です。

素晴らしいー!

質素な白いドレス姿がまたいいですう~。^^