素晴らしいアマオケ「TBSK管弦楽団」の次回コンサート

2017年1月14日のブログにコンサートの感想を書きましたTBSK管弦楽団から、次回コンサートの案内を頂きましたので、勝手ながらここでも広報させて頂きます。

 

この楽団は、幾多のアマオケの中でも、ずば抜けて高レベルの演奏をする楽団だと思いますので、ご都合が合いましたら是非お出掛けくださいませ。入場は無料で予約も必要ありません。

 

コンサートの日時・場所・演奏曲目は以下のとおりです。

1.第八回定期演奏会

   日時:2018年2月11日(日・祝) 開場13:00 開演13:30

   於:ミューザ川崎シンフォニーホール

  ・バレエ組曲「アパラチアの春」/コープランド
  ・バレエ音楽「四季」/グラズノフ
  ・バレエ音楽「春の祭典」/ストラヴィンスキー

    第八回のテーマは「バレエ音楽」です。皆様のご来場を心待ちにしております。

2.第九回定期演奏会

   於:ミューザ川崎シンフォニーホール
   日時:2018年12月9日(日) 開場13:00 開演13:30

  ・室内交響曲第1番 Op.9b(管弦楽版)/シェーンベルク
  ・交響曲第9番/ショスタコーヴィチ
  ・交響曲「大地の歌」/マーラー

    第九回のテーマは「第9番」です。皆様のご来場を心待ちにしております。

この楽団、選曲が凝ってますよね~。センスがいいと私的には思います。

2月のグラズノフ四季は超有名な曲ではありませんが、躍動感あふれる曲想の中に抒情的なメロディーがそっと聴こえてくる、素直に楽しめるロシア音楽かと思います。春の祭典は解説なんかすると叱られそうなくらい有名な曲ですね。3曲ともオーケストレーションの妙が楽しいと思いますので、「私はリコーダーの曲しか聴かないわ!」という方に、こんな別世界も体験して頂ければと思ったりします。

12月はシェーンベルクの室内交響曲第1番とマーラーの大地の歌が聴き逃がせないですね。3曲目のショスタコーヴィチ交響曲9番がモーツァルトのピアノ協奏曲9番だったら最高でしたが・・。でもそれだと捻りが足りないですかね。^^

(でも、聴衆としてはショスタコの9番よりも、モツの9番の方を聴きたいですが・・。しつこい!^^)

シェーンベルクの1番は、短い序奏の直後に出てくるホルンの4度跳躍の連続が現代音楽の始まりを告げる・・とレコードの解説に書かれていて、カッコいいなーと思って高校生のころ何度も聴きました。何と凄い頭脳だろうと思った曲でしたね。コンサートでほとんど演奏されないと思いますので貴重かと。当日近くになったら風邪をひかないようにしなければ!^^

ただ残念なことがひとつ。演奏会場が川崎のミューザなんですよね~。

このコンサートホールは音響が非常に良いと言われているのですが、私的には最悪の音響です。何が悪いかというと、音が前に飛んで来ないのです。1階席の前から10列目くらいに座っているのになんか遠くで演奏しているように聴こえます。音が迫って来ないのです。だから、4回くらい行きましたけど感動はゼロで欲求不満が200パーセントでした。休憩時間にいろんな席に行ってみましたが、すべての席が中心を変にずらされていて、かつ斜めに傾斜させてあるので、身体的に落ち着かなくて精神的にも苦痛を覚えました。傾いた椅子にずっと座っていると変になりますよ。

なんでこんな設計にしたのだろうと思いましたが、音の悪さについてはホールがすり鉢状になっているので音が広い天井に向かって飛んでしまい、前方の観客席に音圧が出ないのではと思います。文句を言ってもどうなるものでもないので2度と行かないと決めて、以来行ってませんでしたが、今度のコンサートは2月も12月もミューザなんですよねー。

ああー、なんでミューザなんかにしたんだろう。どこかの学校の体育館の方がまだましなのにいー!、とここで不満は発散しておいて、当日は2階の正面席にしっかり座ろうと思っています。

(TBSK管弦楽団とは)人と人との結びつきを大切にしながら団員を集め、現在は団員120名を超える団体となっております。団員の多くは大学生や院生で、慶應義塾大学・国際基督教大学・埼玉大学・首都大学東京・津田塾大学・東京大学・東京工業大学・東京慈恵会医科大学・東京農工大学・東京理科大学・一橋大学・横浜国立大学・立教大学・早稲田大学などの学生が在籍しています。