クラシカジャパンの放送で、クルレンツィス指揮・ムジカエテルナ演奏のブラームス交響曲3番をやってましたが、非常に良い演奏でした。
クルレンツィスは今話題の人ですが、実際に見て(聴いて)納得でした。
近頃では、切れ味鋭い演奏やメリハリを効かせた演奏は皆が普通にやってますが、この人はそれだけに留まらず、躍動的かつ非常に充実した音楽を聴かせてくれました。
これまでに聴いたブラームスの3番の中では断トツでした。
ゲルギエフ指揮のブラームス交響曲も平行して放送していますが、ゲルギエフの演奏は音楽が止まっています。
全然面白くないです。
おそらくゲルギエフのファンは減るなと思いました。
あと、オーケストラが全員立って演奏していました。(流石にチェロは座ってましたが)
弦だけではなく管楽器奏者も全員立って演奏するのは珍しいですね。
それも曲の最初から最後まで立ちっぱなし。
腰痛の人はこのオケには入れません。^^
立つ理由は、おそらく表情をより大きく付けるためと、ノリの良い演奏をするためではないかと思いますが、全員が体を大きく動かしながら弾いていました。
これだけ動かせばノルだろうなと思いました。
そこでふと、リコーダーアンサンブルが立って演奏することに思いが行きまして、
単に立って吹くだけでは仕方が無いな~と思った次第です。
なぜ立って吹くのか、どうしたいから立って吹くのかを考えなければ、と。
顔が見えるためだけでは寂しい・・・。
立っているのに直立不動で吹いたら意味が無い。
どうせ立つのなら、座ってでは到底実現出来ないような情感溢れる演奏を目指すべきだな、と思いました。
(言いたい放題言ってすみません)
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