電源ケーブル SAC REFERENCE1.8の高評価には騙されたかも(と思ったら)

オーディオいじりに勢いが付いてしまったようで、今度は雑誌やネットでの評価が非常に高いサンシャインの電源ケーブルSAC REFERENCE1.8 を注文しました。

 

先程届いたので、早速プリアンプの電源に繋いで音を出したところ、あれっ!、なにこれ!?、とビックリ。とんでもなく悪い音が出て来たからです!

 

解像度無し、音場狭い、音に張りが無い、響き成分が出ない、音に実在感が無い、ダイナミックレンジが狭い、出て来る音楽が面白くも何ともない。

と、良いところがひとっつも無いのです!

 

やられましたー。

オーディオ製品の(やらせ?)評価に、久しぶりに騙された!、と思いました。

 

ネットのレビューでは、解像度が高く、低音は伸びて、開放的な音場、意外なほど良い音で驚いた、などと書かれています。

 

メーカーであるサンシャインの社長は自社のHPで次のように自信満々に語っています。

「奇跡は舞い降りた!!

本ケーブルの特徴の結論として、これ以上の電源ケーブルがあったら教えてほしいです、価格は関係ないです。ケーブル着想から10年余、ついにサンシャイン理想の電源ケーブルが完成しました。サンシャインの性格上、価格に関係なく、そのカテゴリーの最高レベルまで達しなければ製品化しない、そしてそれにかかった時間が何と10年です。ケーブルはボードとかインシュレーターと違ってそれだけ他社のレベルが高かったです、しかし本製品は一本数10万円のケーブルと比べていただいて結構です、ほとんどの面で優っている自信があります。勝てないのは見た目くらいです。」と書かれています。http://sunsha-jp.com/%E9%9B%BB%E6%BA%90%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%83%96%E3%83%AB/

 

オーディオ評論家の福田先生様も「マニアも納得の安くて優れた注目ケーブル。ノイズが少なく、めちゃくちゃS/Nが高く濁りがない。解像度もしっかりしている。音のコントラストが高く中低域の緩みが少ない。ダイナミックレンジも十分で、低域は力強く低音弦楽器の質感の濃い響きは魅力であり、音程の変化も極めて明瞭だ。コストパフォーマンスの度合いは90点に達するような、価格破壊的な性能に注目することになった。」と書かれていて、オーディオアクセサリー銘機賞2020まで受賞しています。

 

それらの評とのあまりの違いに、別の製品を間違って買ってしまったか?と思って製品名を確認したくらいです。

 

今後、エージングによって上記の評価のような音に変化することを祈るのみですが、ひとつ良かったところは、オーディオいじりの熱が一気に醒めたことでしょうか。(涙)

 

*ちなみに、これまで使っていた電源ケーブルは、根岸通信のZAC1(5,250円)のプラグをFURUTECHのF-11にしたものです。

 

(1日エージングした3日目の音)

まとまりがまだ悪いものの、1000円ではないオーディオ的な音が出るようになってきましたので、銘機賞を取るような素晴らしい音に今後変わって行くと信じて使い続けてみることにしました。