ひまなので横浜市立図書館の蔵書をネット予約して借りていますが、人気の高い本には予約が多く入っていて、数十人~数百人待ちのときもあって順番を待つには忍耐が必要です。
でも、順番待ちせずに借りられる穴場があります。
ご存知の方も多いと思いますが、ご存じない方もいらっしゃると思いますので書きますね。
それは、地区センターの中に有る図書室です。
地区センターの図書室は図書館よりもかなり小さいので、以前はどんな本が有るのか覗いたこともありませんでしたが、ある時見てみてビックリ!
なんと、大勢の人が予約の順番待ちをしている人気本が、ずらずらっと並んでいるではありませんか!
え~っ!と驚いて、それ以降は地区センターの図書を良く利用するようになりました。
覗いたことがまだ無い方には一度お近くの地区センターを覗いて見られると良いかと思います。
例えば、世界中で現在大人気の中国の現代SF小説「三体」。
続編として2と3が有り、それぞれ上下巻に分かれています。
読書メーターのレビューには、
読んでみて確かに面白かったので続編の三体2を借りようとしたところ、横浜市立図書館では予約待ちの人が上巻で83人。下巻では72人既に入っていました。
一人当たり2週間~1か月間借りることが出来るので、市の図書館で借りる場合は相当待たなくてはなりません。
ところが、地区センターの図書室を覗くと三体2の上巻と下巻がお揃いで平気な顔で、なにか?^^って感じで並んでいるのです。まさに地区センターは大穴場だと思います。
この本以外にも、例えば、読んで爽快な気分になる警察小説で大人気の今野敏の新作「清明ー隠蔽捜査8」は横浜市立図書館では163人の予約待ちになっていますが、近所の地区センターの書棚にはこれまた平気な顔で並んでいます。もちろん既にここで借りて読み終わっています。
余談ですが、シリーズも8作目となると少しあれかなとは思いましたが・・。
なぜ人気本がもれなく沢山置かれているのか。
その理由は、地区センターの運営を横浜市が有隣堂に委託しているからではないかと思うのです。
有隣堂というのは横浜では紀伊国屋と肩を並べるくらい有名で、かつ大型の本屋ですので、売れ筋をしっかり把握できているので、それらの本を地区センターに随時入れているのではないかと思うのです。
GOTOトラベルの事務委託費として国が莫大な金額を旅行業者にばら撒きましたが、地区センターの図書の管理を有隣堂に委託している横浜市の施策はとても良いと思います。
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