解像度が激アップした原因はKT88か銅箔か?

最近はより良い音を求めてDACやオペアンプやデジタルケーブルなど周辺機器を色々と取り替えて最適な組み合わせを探している。

 

そんな中、今日はアンプの真空管をEL34からGold LionのKT88へ久しぶりに戻したところ、以前とは別物の音が出てビックリ。

 

我が家のアンプはウーハー用が真空管アンプで、ツィーターは左右独立でデジタルアンプという変則マルチアンプ。単なる好みだが、ウーハー・ツィーターともにデジタルアンプにすると全然良くないし、真空管アンプだけでも今一である。だが上下を分けて前述のようにしたところ立体的かつ実在感の有る音になったので、ずっとそのようにしている。

 

以前よりも素晴らしい音が出た理由は、これまで試行錯誤しながら色んな箇所を改善してきたつもりだったが、実際に改善されていたということだろう。

掛け値なしで以前と比べてベールが2枚剥がれた。

 

とにかく解像度が高い。

ベートーベンの第9の第4楽章でソロ歌手たちが四重唱する場面。

アルトがビブラートを掛けている様子など今まで気にしたことがなかったのだが、KT88では掛け始めから徐々に強くしていく様がハッキリと聴こえ、各奏者が音楽を作っていく様・過程が手に取るように分かるようになり、演奏が格段に良く見えて音楽が楽しめるようになった。

 

解像度に正比例すると思われる”空気感”も非常に好ましく醸し出されるようになった。

コンサートホールに入ったときに感じる独特の空気感や、奏された音が飛んでホールに拡散していく様がリアルに感じられる。

収容人数1500人ほどのコンサートホールの舞台で演奏したことが何度か有るが、自分の出した音がホールの奥の方へ飛んでいく様を感じた時の独特の快感がよみがえった。

 

と、ここまで書いて、ハッと気が付いた。

もしかして・・、この効果はKT88に替えたからではなく、DACの中のICやコンデンサーに銅箔を貼ったからかも!?、と。

 

KT88への交換と同時に、ヤフオクに20円で出ていた導電性銅箔というのをノイズの低減効果に期待してペタペタ貼ったのだった。銅なのでそもそも導電性じゃないのと思ったが、銅の反対側の粘着面にも導電性を持たせてあるらしい。

 

いつものことだが、一つずつ変更すれば何が効いたか分かるのに、まどろっこしいのでいつも同時に複数の変更をしてしまうので結局何が効いたのかが分からない。

 

が、銅箔が効いたのだとするととんでもないコスパである。

20円でもとんでもないのだが、実際に使ったのはその内のまだ4円分くらい。

今後色んな部分に貼って効果を確認しようと思う。

 


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