パソコンのスピーカーを交換

パソコンにつないでいるスピーカーが小さい(3cmくらいのユニット)ので、参考音源を鳴らしてもバスリコーダーの低音(下のソとファ)が聴こえない。

 

これまでは、合っているかを勘で判断していたのだが、もし間違っていると楽譜をダウンロードした方に申し訳ないので、音が確認出来るように少し大きいスピーカーに替えてみた。

 

最初に替えたのは、大昔にリサイクル店で1000円で買ったビクターのパッシブラジエター付き2WAYのスピーカー。

しかし、大げさに低音をブーストするので、とても聴けたものではない。

 

仕方が無いので、ネットで8cmスピーカーユニットと内容積が約2ℓのボックスがセットになったフォステクスのキットを試しに買ってみた。

ボックス内には吸音材が既に入っており配線も済んでいるお手軽品で値段も約3000円とお手軽なもの。

 

ちゃちゃっと組み立てて音を出してみると、流石にオーディオとは言えないもののバスの最低音くらいは余裕で出る。リコーダーのバスは最低音でも170Hzくらいとかなり高いので出て当然ではある。

 

音質はまーまーというか、低音が変にブーストされていないので自然で聴きやすい。しかしリアル感が無いというか、かなり物足りない音しか出ない。

 

そこで、先のビクターのスピーカーとこれとを1台ずつ左右で使ったところ、音楽に深みが出た。しかし、ビクターのエグい低音がまだ気になるので、パッシブラジエターの出口に布切れを押し込み低音を抑えた結果、何とか聴ける音になった。

 

聴けるようにはなったのだが、これまで聴いていたスピーカーとは帯域のバランスが全く違うので、参考音源が随分違って聴こえる。

と思ったところで気が付いた。

人によって同じ音源でも違って聴こえているのだなーと。

 

これは解決出来ないので、ほんの参考音源として聴いて頂くしかない。