アルトリコーダーの下のシの音程を、穴広げと埋めで改善

ヤマハのプラ管アルトリコーダーYRA-38Bの下のシの音程が高いので、これまでは8分音符より長い音符の場合は標準の運指(0123 56)に加えて、7の穴の手前側の小穴を右小指で塞ぎ(0123 56半7)、しかしそれだけでは少し低くなり過ぎるので息を強めに吹く合わせ技にしたり、息は同じで右小指の塞ぎ加減を少な目にしたりして調整していました。

 

しかし、それでは出すたびにどうしても音程が安定しないので、今日は7の穴の大きさを変えて、小指で7の穴を1つ塞げば安定して平均律のシが出るように改良しました。

 

具体的には、2つある7の穴の、指から遠い方の小穴を100均の丸い棒ヤスリで擦って穴を大きくし、指に近い方の穴にはパテを少し付けて穴を小さくしました。(下の写真参照)

 

これで今まで悩んでいた音程の不安定さが一気に改善されました。

もっと早くやれば良かったです。

 

ほとんどのリコーダーはアルトの下のシ、ソプラノでは下の#ファが高いので、気になられている方は試して見られると良いと思います。

この音が高いことに結構慣れてしまっていますが、アンサンブルでは明らかに効果が出ると思います。

 

↓拡大したので雑に見えますが実用的には問題有りません。

 良く見ると左右のリコーダーで穴の大きさが違っているのが分かります。