結論から言うと、私が想像していた内容とは違っていました。
聞く前は、「自己流で吹いている方はここをこうやったりこう吹く方がほとんどですが、それに対してプロはこうします。また、これについてはこのようにやるべきで、一方、これはこうするように心がけるとプロ奏者のような音になりますよー。」という内容になるのかなと思っていましたが違ってました。吹き方の話は無かったです。
まー無料ですから、そんなに欲張ってはいけません。
リコーダーの場合、表情付けはクレッシェンドやディミヌエンドでするのは2割ほどで、8割はタンギングで付けます、とのことだったので、「具体的に実際にタンギングの違いでどのように表情が変わるのか実演して頂けませんでしょうか」、と質問コーナーでお願いしたところ、回答がやっぱりまたズバリではなかったので、聞き方がヘタなんでしょうね。
レクチャーの後には結構何曲も吹いて下さいました。これは予想外のことで、良かったです。
デュエットも演奏され、相棒の方のお名前が良く聞こえなくてハッキリしないのですが、〇〇さん、ではなくて、〇さん、とおっしゃったので、終了後にお茶をした方と「作曲家で何々さんじゃなくて何さん、と仰っていたので、もしかしてEMMAの作曲家の ” 梁さん” じゃない?」と意見が一致したとおり、おそらく梁邦彦さんではないかと思います。
(違ってたら忘れてください)
感想ですが、正直言うと、お二人のデュエットはあまり合ってなかったです。縦の線が。^^
ステージで高橋先生と並んで吹いている方が梁さんだと分からなかったので、服装が完全にどこかのサラリーマンって感じだったこともあり、この人、会社を抜け出して先生のお手伝いをしているのかな~と思っていたくらいでした。
先生の個人レッスン生の中で一番上手だから駆り出されたのかな~?、とか。
誤解されるって怖いですね。^^
タンギングの話に戻ると、どうでもよい話ですが、私はDuが好きではありません。
なぜかと言うと、Duは、音もドゥ~とかじゅる~と聴こえるので、あまり綺麗じゃなく感じるからです。
「息が出てから舌を離す」みたいなタンギングも、むにゅむにゅと聴こえるのでパス。
それらに対して、Tuは軽く突くといかにもリコーダーっぽい ポッという音がするので、私はほとんどこちらばかりしています。
でも、以前池袋の某セミナーで『あなたはTu ばかり使ってるでしょ!』と叱られたことが有るので、リコーダー界ではTuばかりではいけないようです。
そこでいつも思うのは、色んな種類のタンギングを曲中で混ぜて使い、音色を頻繁に変えて演奏する楽器はリコーダーだけじゃないのかな?ということです。
クラリネットやオーボエは、おそらくそんなことはしていないのではと思うのです。
トランペットやトロンボーンも、タンギングはシングル1つとダブルだけではと思うのです。
オーケストラやCDを聴いて、クラリネットの音がTuやDuと聴こえたことは無いです。
リコーダーだけ、何故そうなったのでしょうかね。
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