アウラのソプラノリコーダーS1Kの修理とサティの一言

先日買ったメックのソプラノはロッテンブルクというタイプ。

音の線が細く、今ひとつしっく来ない。

管弦楽組曲第2番を少し吹いてみたが、それらしさが全くと言っていいほど出ない。

音が一本調子なので音楽に抑揚が付かないのだ。

応急処置的に買ったので仕方がないが、リコーダーの選定は難しいな、と思う。

 

ソプラノに有り勝ちなチリチリした音がせず、スッキリ上品な可愛い音の個体なので悪いリコーダーではないのだけれど、管弦楽組曲第2番には合わない。

 

そこで、散々いじって失敗し、ブロックが短くなって音がまともに出なくなり音程もメチャメチャになった廃棄寸前状態のアウラ『 s1k 』を、ダメ元でもう一度調整してみることにした。

 

結果は・・、何事も諦めずにやってみるものだな~、と。

以前に直そうとして散々やってダメだったのに奇跡的に直った。

先日鎌倉の教会でメサイアを聴いたのが良かったか?。^^;

 

まず、音が普通に出るようになった。/

音程も何とか使えるレベルになった。(先生の困った顔が目に浮かびそうな音も有るが)

音色は8割程度戻ったか。

表情が付く。

管弦楽組曲第2番に合っている。

良かった。^^

 

別件。

最近読んだ本にフランスの作曲家サティーの一言が載っていた。

「謙遜という点では、私は誰にも負けない」

 

^^。笑えます。

 

      メック                     アウラ