良い音!と言ってもらえたリコーダーいじりはコレ

エッジにパテを塗ったり、歌口を削ったりと色々試行錯誤をしてプラ管リコーダーを好みの音にしようとしていましたが、最近やったことがポンポンと立て続けに良いねと言ってもらえたのでご紹介します。

 

・一つ目は、先のブログに書いた『アルミテープ巻き+歌口に細棒差し』です。

それを施したソプラノのヤマハYRS-402Bの音を聞いて、「透き通っていてエボニーどころか陶器製のようだ」と言ってもらえました。

「今まで色んなソプラノの音を聴いたけれど、こんな音がするソプラノは初めてだ」とも言われました。自分で言うのもなんですが、透き通って上品でありながらも部屋の隅々にまで音が浸透していくのを感じさせる芯のある綺麗な音です。

 

・2つ目は初めて書きますが、アウロスのバスシンフォニー533Bのエッジの先端付近をわずかに削って薄くしたことです。

100円ショップで買った小さなやすりでまず少し削り、その後サンドペーパーで少し擦って滑らかにしました。

 

そうした理由は、音が何となく重い(重量感ではなく鈍い感じ)と思ったからで、艶を抑えるために以前アルトのエッジにパテを塗ったのとは逆に、薄くして艶を乗せるとともに切れを良くようと思ったのです。

 

結果は狙い通りで、昨日のアンサンブル教室で『綺麗な音ねー。バスじゃないみたい!』と言ってもらえました。(嬉しい。^^)

リコーダーのバスの実音は全然低くないので、艶を乗せた方がリコーダーっぽい音になるようです。

 

しかし、それによってアウロスのプラ管バスが本来持っている重量感のある音ではなく、軽量の音が出るタイプの木管バスと同じような音になってしまった気がするので、本当に良かったのかどうか判定が難しいです。

 

おまけで書きますと、バスリコーダーにはいくつかキーが付いていますが、そのキーを動かすためのバネが元々は少しきつ目なので、バネの働きを緩くする方向に、何かの棒やマイナスドライバーで押して緩くしてやると、驚くほど軽快に指を動かすことが出来るようになります。

軽快になる程度を言えば、少し大げさに言うとアルトと大差ないです。

 

これは上記のエッジ先端を薄くしたのと同時に行いましたので、「バスじゃないみたい!」という感想は、軽快に吹けるようになったこの『バネ緩め』も影響しているのでは、と思っています。