プラ管アルトをエボニーっぽい音に!?

9月になり、やっと涼しくなってきたので、10月から入れて頂けたらと思ったアンサンブルの先生に見学をお願いしたのが昨日。

秋冬だけの参加になるため、入れるのは入退会が自由なカルチャーセンターの教室しかないかなと思うが、とりあえず見学してみては?とおっしゃって頂いたのでありがたい。

どうせなら一杯吹きたいので、今年はいくつかのアンサンブルに入れて頂けたらと思う。

 

ということもあって今日はやる気が出てきたので、久しぶりにリコーダーを吹いたところ、プラ管の音が気になった。

プラ管の音は嫌いではないけれど、その独特の響きを変えたいなと思うときがた~まにある。

この独特の音を薄めるというか私的に良くないと感じる部分を変えられたら・・、と思った。

 

そこで、今までは音色を変えるためにエッジ部分にパテを塗っていたのだが、今日はマウスピース部分と本体にアルミニウム製のガムテープを貼り、見かけの比重を変えてみることを思いついた。

 

で・・、早速100円ショップで買ったアルミのガムテープを切って貼ってみた。(下の写真参照)

 

その結果どう変わったかというと、音の芯は明らかに増した。

材質が違うのでエボニーのような音色にはならないが、合奏用と独奏用のどちらかと言えば明らかに独奏用である。

 

アルト本体の全面にまず貼ってみたのだが、芯のある音にはなるものの、響き成分が減り過ぎて音色が魅力の無いものになってしまった。

その後、貼る面積と重ねる枚数を色々と変え、最終的には面積は半分、重ねる枚数は3枚くらいで落ち着いた。

 

良くなった点と悪くなった点。

・音の芯は増した。

・切れも増した。

・音色の魅力が増したかどうかは微妙。

・プラ管特有の響きは減ったように感じる。

・見栄えは・・、わたしは気にしていませんが・・・。(--;)

・切れが増して音がハッキリしたので、わずかなタンギングと指の動きのズレが音に明瞭に出るようになった。ズレを隠してくれないのでキチンと吹くのがオリジナルのプラ管よりも難しい。

・総評的にいうと、アンサンブルよりも近江楽堂でソナタを吹くのにむいているかも。

 

小一時間の作業をして、あ~芸術の秋が来たな~と思った。

写真がボヤけてしまい分かり難くてすみません。銀色がアルミのガムテープです。