格安デジタルアンプYD30BHとAL-502H・AL-602Hの使い分け

これから格安デジアンを買おうと思っている方のご参考になればと思い、これらのアンプを使った感想を書きます。

 

以前のブログに書きましたが、基本的にYD30BHがくっきりと締まった音で張り出しも大きいです。いわゆる耳に刺さる音、かも知れません。

 

我が家では、左右ともYD30BHを使うか、または左右別々にYD30BHとAL-502H・AL-602Hを使うか、更にツイーターとウーハーで分けるかにしています。

 

左右ともYD30BHにすると、くっきりはっきりシャッキリ!、という音になり、録音のアラがモロに出る感じがします。

バイオリンの松脂が飛び散る様が見えるようとでも言いましょうか。

 

その片方をAL-502HやAL-602Hにすると、まろやかさが加わります。

 

最もまろやかなのはAL-602Hで、このアンプはまろやかさだけでなく、時折うっとりするような音を出すところが非常に魅力的で、音楽的でもあるかも知れません。

 

AL-502Hは、これら3機種の中では中庸な音というか、特徴の無い音のように感じます。

 

どれが一番良いと言い切ることが出来ませんので、曲や録音の質や好みによって組み合わせを変えるしかないでしょうね。

 

オーディオを長くやっている方ではサブシステムを持ってらっしゃる方が結構いますが、自分好みの音をどうしても出したいと思うと、結局何種類かの音が出せるように複数のシステムを持つことになるのでしょう。