ベートーベンを聴いた後に銀座の山野楽器へ

昨日は、勝どきにある第一生命ホールへ行ってきました。

アマオケによるベートーベンの交響曲6番田園と8番のコンサートです。

入場料は1000円。

ん~、希望を言わせて頂ければアマオケは無料にして欲しい。

 

久しぶりだったためか、第一生命ホールは小さく感じました。

席数は700くらいですが、横浜のみなとみらい小ホール400席と同じくらいの広さに感じます。

リコーダーオーケストラのコンサートにも使えそうだなと思いました。

 

最初に演奏された曲田園は幸せな曲だなとつくづく感じます。

第一楽章の最初の有名なメロディーあたりのみを聴いた方には、この曲の幸せ感は感じられにくいと思いますので、もし機会がありましたらぜひ第3楽章から最後までを聴いてみて頂きたいなと思います。CDではなく実演で!

綺麗なメロディーの曲や勇壮な曲は沢山有れど、こんなに幸せな気持ちにしてくれる曲は他には無いと思いますので。

 

その第3楽章は、村の楽しいお祭り風の曲で、嵐の第4楽章へと切れ目なく続きます。

第4楽章に続く部分は、突然弦楽器がPでザワザワ・・と嵐の予感みたいな感じでやりますが、あの部分は一瞬で雰囲気が変わって鳥肌が立ちそうになりますね。

 

ベートーベンを聴いていると、ハイドンやモーツアルトからの革命的な進歩を痛感します。

本当に天才だなーと思いながら聴いてしまいます。

 

とにかく聴いていて耳が楽しいです。

オーケストレーションが非常に良く考えられていて、各楽器のコンビネーションを様々に変えて色んな音響と情況を絶え間なく作り出します。

それに和声の変化の面白さが加味されるので、本当に聴いていて飽きません。

モーツアルトとは全然ちがいます。

 

続く8番は、7番に続いてリズムが主要な要素になっているようですが、おしゃれな交響曲ですね。

8番は、第2楽章のリコーダー用編曲が積志さんのHPに有り、それを吹いたときにもベートーベンの天才を痛感しました。

すごく楽しくて、和声の変化が面白くて、あの編曲はおすすめです。

(ほかの編曲は知りませんが・・)

 

コンサートが終わって、せっかく銀座の近くまで来たので山野楽器に寄ってアウラのペアウッドを試奏しようと思いました。

で行ったのですが、無かったです。ーー;

 

ウインドウに飾られているアルトをザッと眺めただけで帰りましたが、エッジの部分の開きがどのメーカーのどの機種も無くなりストレートになっていて、少しびっくりしました。

 

リコーダーフェアで感じたように、やはりそのような音が今の流行りなのですね。

吹きやすいけれど表情が付きにくいというそのタイプが私は好きではないので、好みのリコーダー探しは更に難しくなったなーと思いながら帰ってきました。