2月10日に銀座山野楽器で行われたミニコンサートへ行ってきました。
以前と比べると、皆さんレベルを上げられてましたねー。
階下の騒音が聞こえる中での演奏なのに、充実した響きを出されていました。
コンサートが終わってリコーダー試奏販売会場へ。
指の関節痛で2年ほどリコーダーから離れていましたが、症状が良くも悪くもならないのでまた吹こうかなーと思って、良いリコーダーが有るといいなと思って実は今日はやって来ました。
さて、リコーダー試奏会場に入るとすぐに、初めて入ったリコーダー教室の高橋明日香先生に久しぶりにお会いしました。
私が教えて頂いた教室はJR藤沢駅ビルの上にある朝日カルチャーですが、沢山のグループを教えられていて、銀座山野楽器のリコーダー教室の先生も担当されています。
池袋の田中せい子先生のお弟子さんでらっしゃるそうで、池袋のスタディオ・フォンテガーラでのアンサンブルセミナーに参加したときに、田中先生の合図の出し方などが高橋先生と非常に良く似てらっしゃったのでその旨を申し上げましたら、明日香ちゃんは「私のお弟子さんだから」と仰られて、な~るほどと思ったわけですが、それにしても余りにもそっくりな仕草をされていて驚きました。
師匠の影響力はすごいなーと思いましたが、良いところを素直に取り入れた高橋先生も偉いなと思います。
そのセミナーが終わった後で、アンサンブルでの曲の出の合図の仕方をビデオに撮らせて頂けませんかと田中せい子先生にお願いしたところ快諾して下さり、速い曲と遅い曲用の2種類をビデオの前で実演して下さいました。
何とも有難たかったです。
*高橋明日香先生のホームページにリンクさせて頂いてないことに今頃気が付いてしまいましたが、今になってお伺いするのも恥ずかしいので勝手に貼らせて頂きました。すみません。
さて、試奏会場ではとりあえずアルトとソプラノを全部吹いてみました。
いわゆるリーディーというか艶の有り過ぎる音と、ぽーっという如何にも木管リコーダー的な音が私は好きではありませんので、好みの音のリコーダーにはなかなか出会えません。
良く有る「弱く吹いても強く吹いても艶(音の割れ方)が同じリコーダー」は表情が付け難いので(テレマンの軽快な曲には最適ですが)、弱く吹くと「ぽー」と鳴り、強く吹くと「ビー」と鳴る(つまり息の強さで艶が変わる)リコーダーを今回は探しに来ました。
気が早いですが、アンサンブルに復帰した後にフーガの技法5番を吹くときが来たら使おうと思いまして・・・。
テレマン用にはヤマハのプラ管アルトYRA-314が有るので大丈夫です。
ちなみに、なぜ今さら木管アルトを探しに来たかといいますと、関節が痛くてもう吹けないだろうと思ったので、1本のソプラノを残して、それ以外の木管は全てヤフーオークションに出品して手放してしまったためです。
今回は全部吹いた中で希望に近い音のリコーダーが1本だけ有りました。
それはAURAのA9でした。
材質はペアーウッドで、アルトです。
その音は、余分なビリ付きが無く、かつ音に芯が有ります。
そして、息の強弱によって艶がある程度変化します。
且つ安い!。う~ん、良いです。^^
しかし、致命的に残念なところがありました。
アルトの真ん中のファ#の音程が低いのです。
替え指を色々と探しましたが、平均律のファ#が出る組み合わせは見つかりませんでした。
音程を直してもらうために調整に出したことが過去に何度もありますが、正直なところ一度も直ったことがありませんので、このまま購入しても結局使えないリコーダーになってしまいます。
そこでお店の女性に、正しい音程のファ#の出るA9が有れば購入したい旨を申し上げましたところ、自ら輸入代理店に行って探してくださることになりました。
親切ですよねー。
それで、有ったそうです。^^
うれしいー!
更に、家に帰ってネットでAURAのカタログを見ましたら、A5という初期バロックタイプと思われるアルトが載っていましたので、それも取り寄せて頂きたい旨お伝えして、今ご返事を待っているところです。
またアンサンブルが出来ると嬉しいです。
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