今日は勝どきの第一生命ホールで行われたハンドベルのコンサートに行ってきました。グレイス・ハンドベル・クワイアのクリスマスコンサートです。
このホールへは、いつもは浜松町から大江戸線に乗り換えて勝どきへ行くのですが、今日は新橋で降りてリコーダーフェアをやっているヤマハ銀座店に寄ってから、都バスで行きました。都バスに乗ったのは生まれて初めて。
ちなみにハンドベルを聴くのも初めてでした。
ヤマハでは以前のフェアで感じた熱気のようなものが薄れたように感じましたが、ヤマハを出て銀座四丁目のバス停まで歩いたときも少し寂しく、外人観光客の熱気も冷めてきたのかなーという感じでした。
さて、肝心のハンドベルコンサートですが、とても良かったです。
プログラムは、前半がクラシック系で後半はポピュラー系でした。
13人での演奏でしたが、ピアノもフォルテも出せるし、クレッシェンドもデクレッシェンドも出来るし、音程はぴったりですし^^、ベルと棒のようなのだけなのに音色が非常に多彩で、表現の幅は非常に大きかったです。
ビジュアル的にも、きれいな音楽とは裏腹に大忙しでベルを持ち替えたり隣の人と交換したりしながらの演奏は、見ていてとても楽しいし感心しました。
おそらく、ハンドベルの音にはハイパーソニック(耳には聞こえない超高音。これが多く含まれているガムランでは、人が陶酔状態になることがある。)が含まれているのではないかと思います。
小さな子供や赤ちゃんが大勢いたのに、コンサート中にぐずるどころか一言も発しないのです。
結構小さな音の曲でも、シーンとして聴いていました。
最後のアンコールになって、はじめて一人の赤ちゃんが泣きそうな声を出したのですが、演奏が始まるとスッと泣き止んでしまいました。
すごいですよね~。
普通はあり得ないです。
赤ちゃんとは逆に、わたしは途中から涙が出てきてしまったりして・・・。^^;
超素晴らしい曲という訳でもないのに、なぜか涙が止まらないんです。
コンサートで涙が出たのは初めてです。
今日は幸せなコンサートを聴けて良かった。
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